Game Firstブースに展示されていた「炎龍騎士団ONLINE Flame Dragon」は,漢堂國際資訊が開発したMMORPGだ。
どんなゲームかと聞くと「ラグナロクオンラインのようなゲームです」と,台湾でROをサービスしているGame Firstの人がいうのだから推して知るべしである。とはいえ,元々スタンドアロンのPCゲームとして発売されていたものがあり,それをオンラインゲーム化したのがこの作品となっている。台湾にはファンも多いという。
背景はすべて3Dで描画されているものの,キャラクターは2Dのものが使用されている。キャラクターは,4頭身のアバター風で目は太めの縦線2本,走る動作はなく,ちょっと癖のある歩き方をする。会話などでは,NPCの画像が大きく表示されるとかいった感じのゲームになっている。
キャラクターを作成したときは「初心者」というクラスだけだが,その後,一次転職で戦士,遊侠,修士,法師の4種類のクラスに就くことができる。これらはそれぞれ二次転職で,剣士/軍士,鑞人/侠盗,医療者/牧師,元素法師/呪禁師になれる。二次転職後のクラス名を見たほうが,どんな職業か分かりやすいだろう。
これらの職業は,すべて基本クラスである。このゲームには,並行転職という方式が採用されており,複数の職業を組み合わせてキャラクターを育てていけることが特徴といえる。つまり,魔法戦士だとか,弓の使えるヒーラーなどといった構成が可能になる。個性的なキャラクターを作成可能だ。
また,モンスターをペットにできることも特徴といえるだろう。ボスモンスター以外のすべてのモンスターをペットにできる。将来的には,ペット牧場やペット競技場なども予定されているとのこと。
そしてこのゲームの最大の特徴は,タイトル通り,ドラゴンを飼えることだ。ドラゴンは,冒険の最中に卵を見つけたら,それを育てていくことでペットにできる。ほかのモンスターのペットと違い,ドラゴンにまつわるクエストやバックストーリーなどが用意されており,また,育てたドラゴンには騎乗できるようになるという。
本作は今回のショウで初公開となり,2月8日にクローズドβテストが始まったばかりというほかほかの新作で,3月には大規模クローズドβテストないしオープンβテストが行われる模様。台湾以外でのサービスの話はまだないということで,日本へやってくるかどうかなどはまったく未定。
今回はあいにく開発元スタッフがおらず,詳しい話を聞けなかったので,内容も今一つ判然としない部分がある。しばらく動向を見守りたいタイトルである。(aueki)
引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト
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